逆転の発想…これまさにNarrtive!

こんにちは。

最近よく社内のデザイナーから“キミはもっと本を読みなさい!”って

お説教されている治郎丸です。(トホホ…)

さて、5月も終盤いよいよ梅雨の季節到来ですね。

ジメジメが気になる季節になりますが体調管理は万全に毎日を過ごしたいです。

そして暑くなるとヤツがやってきます。

蚊!

近年はデング熱ウイルスを持った蚊に刺され発症するケースもあるようでインバウンド需要で人流が活発になったことでそのリスクは高くなっているとか…怖いですねぇ。

NHKのクローズアップ現代でも蚊による感染症について特集をしていましたが、その中で蚊から身を守る繊維と言うものが紹介されていて、糸(繊維)にナノレベルの穴を作り蚊の嫌がる成分を埋め込むモノでした。

開発をした会社の課題は蚊を寄せ付けない服の成分が雨や洗濯なので効果が持続しないことで、従来品は繊維の上から蚊の寄せ付けない成分を塗るだけでしたが、成分が留まるよう繊維に穴をあけ効果を持続させる。

そのために注目したのが糸の繊維が裂けた状態で、これまで不良品として弾かれていた糸でした。

この事例を私たちの考える課題可決に向けてのNarrtive(ナラティブ)の考え方に代入してみると

現状:蚊を寄せ付けない成分が持続しない

解体:成分を繊維の上から塗ることを疑う

再確認:成分を繊維に埋め込むアイデアの発想

綜合:新しく開発するより今あるモノで代用してみる

創造:これまで不良品として捨てていた繊維を使い開発をする

見方を変えることにより短期間で課題解決に繋げる!

ゼロベースだけが開発ではないですね。